資格試験（Qualifying Examination；QE)

本コース生のQEは毎年年度末に行われる.年度ごとに報告書を提出し,報告会での発表と質 疑応答等で審査される.
博士課程で引き続きコース履修が認められた場合も引き続き毎年年度末にQEが行われる.年 度ごとに報告書を提出し,報告会での発表と質疑応答で審査される.

修士課程修了までに必要な要件

　本プログラムの修了のためには修士課程修了までに以下の要件を満たさなければならない．

1. 本プログラム履修生の所属専攻における修士課程を２年以内に修了する．
2. コース修了のために必要な14単位のうち6単位以上を取得する（別紙1. 参照）．
3. 本プログラム運営委員会が修士課程修了時に特別に設けるQEに合格する．このQEは修士課程修了時に開催され，報告書提出と報告会発表のほか，キャリアプランに関するエッセイと自らが専門とする分野とは異なる分野の研究提案書を提出する．これらをもとに，博士課程でのプログラム履修の継続が審査される．

最終試験（Final Examination：FE）

本コース生のFEは博士課程修了時に行われる.
(a)最終報告書の提出
(b)異分野で構成された10名程度の教員を含めた公開コロキウムでの口頭発表
(c)その教員らから非公開の口述試問を受ける.
特に(a)(b)では,異分野審査委員に対して専門分野の背景も含めた包括的な説明能力 が問われる.また,(c)では複数の基礎科学分野の研究動向や位置づけの理解度に関する 試問を行う.

コース修了の条件

以下の条件を全て満たしたコース生を，コース修了者とする．

1. 所属する研究科において，広い意味での基礎科学の分野に関するテーマで博士の学位を取得すること．
2. 別紙1の科目「アカデミック・ライティング」「先進基礎科学セミナー」「先進基礎科学演習」「先進基礎科学ゼミナール」をいずれも2単位以上を修得し，それらを含む14単位以上を修得すること．
3. 上記の最終試験(FE)に合格すること．